<美しい絵画〜心をいやす美と安らぎの広場>
        
動く美術館

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美術評論家
動く美術館館長

東京都出身。現住所同。
昭和5年生まれ。
     
美術評論家として雑誌、新聞などでの多くの執筆活動のほかNHKその他各テレビ局で美術解説者として活躍。東京都美術館での各団体公募展や、ブリジストン美術館、山種美術館、五島美術館、神奈川県立近代美術館などの名作解説も担当。ラジオ番組にも多数出演。

 真摯な美術観をもって腐敗した現在の美術界の姿勢に痛烈な批判を投げかけ、「美術を大衆の手に!」と美術普及運動を提唱、実践し、「芸術」本来のあるべき姿を唱え続けている。

 内外の広範囲な知識人との交流を持ち、美術界はもとより細川隆元、戸川猪佐勇、寺内大吉、高峰三枝子の各氏をはじめ、その他大学教授、評論家との活動などでも知られるが、海外においてもフランス美術界の最高指導者の一人であるマダム・ルネ・ユイグ氏(国立ジャックマール・アンドレ美術館館長)と日本人として初の対談を行い、クリスマス・イブには同館で開かれたバール首相夫人の招待による特別美術鑑賞会にも日本人として初めて招待されるなど「文化外交」に力を注いでいる。

 文化講師としては、外務省予算による特別講演会に数多く招聘され、防衛局長、内閣国防会議事務局長、イギリス大使ほか各国大使、中近東アジア・アフリカ局長らと共に講演を行い高い評価を得ている。また自治体、教育委員会、自衛隊、警察署、婦人団体、老人団体、医師会、教職員団体、養護施設、ライオンズクラブ、ロータリークラブなど広範囲な団体から招聘され講演活動を続けているが、ヒューマニズム溢れる内容に各地で感動と感銘の声も高い。

 「地方文化の振興」に意欲を燃やし、比較的芸術文化に触れる機会の少ない地方都市で、国宝である奈良県明日香村の高松塚古墳壁画を精密に模写した「国宝・飛鳥高松塚古墳模写文化展」と日本の洋画の秀作多数を一堂に集めた大規模移動美術展「動く美術館」を入場無料で開催。そのほか講師、地方美術展審査委員長なども無料で引き受け、ボランティア活動も枚挙に暇がない。

 なお毎年、動く美術館開催地の自治体などに著名画家の直筆による大作絵画を寄贈し続けており、さらに文化社会福祉基金に寄金も行い、文化会館や美術館などの建設基金あるいは文化活動資金として活用されている。

 また児童、青少年への教育には特に情熱を注ぎ、「動く美術館」にこどもたちを招いて保育園児から大学生まで、学校授業を振り替えての特別移動教室を開催。作品の解説、絵画の見方から描き方などについて連日講義を続けている。

 これまでに紺綬褒章授章3回。賜杯。三笠宮妃殿下より金色有功賞受賞。昭和63年には日本画家の高山辰雄氏(文化勲章受賞・芸術院会員)、彫塑家の富永直樹氏(文化勲章受賞・芸術院会員)、文化庁次長らとともに大分市より「大分市立美術館基本構想諮問委員会」の諮問委員を、また平成3年には佐伯市より日本画家の平山郁夫氏(文化勲章受賞・芸大学長)らとともに「佐伯市美術館基本構想審議委員会」の審議委員を委嘱される。ほか「八戸市善行者賞」、「日向市功労賞」など表彰多数。感謝状多数。

 また平成2年には日本政府の主催によりフランスで行われた文化外交イベント「日本総合紹介週間」のメイン・イベントとして、「琉球舞踊フランス公演」を在仏日本大使館の依頼により企画。公演団長を委嘱され総勢120名を率いて渡仏。パリ公演(国立ギメ美術館)とトゥールーズ公演(オディシュッド劇場)を行い、フランスにおいて琉球舞踊の初の大掛かりな公式公演を成功させた。トゥールーズより特別表彰。

 最近は美術名鑑、芸術グラフ、芸術公論などに執筆。主な著書に「美術界の光と影」、「画鬼往来」、「心に絵をかざってみないか」がある。

                       《動く美術館親美会全国連合会》