=2009=
-6月-
第10回荒尾展(あらおシティモール)、大好評のうちに閉幕!(荒尾展)

◇毎回大好評を頂いております動く美術館の荒尾展ですが、今回は記念すべき第10回展という事で、主催者の親美会の皆様、関係各位の皆様が格別のお力添えをして下さいまして、お陰さまで大盛況の内に幕を下ろすことができました。失礼ながらこの場をお借りして心より御礼申し上げます。
今回も荒尾市隣接の大牟田市や南関町、長洲町、和水町はもとより、宮崎市、北九州市、久留米市、八女市、柳川市、筑紫野市、八代市、人吉市など、多くの町から大変多くのファンの皆様にご来館頂きましたが、別記事でご紹介いたしましたように「トリムパーク」の皆様には今年も何度もご来館頂きましたし、ほかにも「荒尾こころの病院」の皆様をはじめ色々な団体、グループにご活用頂きました。
また寄贈作品掲額先の「南関町立第一小学校」や「長洲町立腹栄中学校」の生徒さん達が、自発的に子供たちだけでご来館下さった事や、幼稚園のお子様が親御様を引っ張って再度来館された事などが特に印象深く、大変嬉しく思いました。ご来館下さいましたすべての皆様、今年も本当にありがとうございました。(6/15)
●主催/福岡・熊本地区動く美術館親美会
●後援/荒尾市・荒尾市教育委員会
      荒尾商工会議所・荒尾美術協会
      荒尾シティプラン株式会社
       荒尾商業開発株式会社
      南関町・南関町教育委員会
       長洲町・長洲町教育委員会
       和水町・和水町教育委員会
       有明新報社
      高松塚文化展運営協力委員会
       動く美術館親美会全国連合会
      (順不同・敬称略)
有明新報さまが今年も「動く美術館・荒尾展」を大報道をして下さいました(荒尾展)
◇毎年、私どもの「動く美術館・荒尾展」を大々的に取り上げて下さる有明新報さまですが、今回の第10回・荒尾展でも、大きな記事だけで4月11日(事前記事6段)、初日の5月30日(一面に記事5段)、同じく30日(川島博館長の論説7段)、6月1日(一面に記事6段)、6月4日(記事4段)、 6月8日(記事6段)、6月11日(記事5段)と計7回もの大報道をして下さいました。このほかにも人気のコラム欄や様々なミニコーナーで何度も本展を取り上げて下さいました。
有明新報は九州の筑後地方全域で非常に高い歴史と人気を誇る新聞で、地域に密着した真摯で誠実な制作姿勢に、熱心な読者やファンの方が多く、長年にわたり高い支持を維持しておられます。私ども「動く美術館」には特に深いご理解を賜り、30年以上も前から強力なご支援を頂いて参りました。ささやかな私どもの文化活動ですが、長年にわたり過分なご高配を頂き本当にありがとうございます。御社の温かなご協力にスタッフ一同、心より感謝致しております。 (6/15)
有明新報さまに「動く美術館の作品解説」を大きくご掲載頂きました!(荒尾展)
◇今年も有明新報さまが「動く美術館・荒尾展」の展示作品解説を大きご掲載して下さいました。まず川島博・動く美術館館長による紙上解説で、6月3日に鷲田新太と中谷健次、両画伯の作品2点(7段)、6月4日に川島未雷画伯の作品2点(6段)、6月5日には山口ひろみ、桜木茂、両画伯の作品2点(6段)、6月6日には佐藤忠彦画伯の作品1点(4段)、さらに私、副館長の川島親典の解説も6月6日に大野剛正画伯の作品1点(4段)、6月9日に板橋順二画伯の作品2点(7段)、6月10日には海老原昭治、成井弘、両画伯の作品2点(7段)と、のべ6日間にわたり12点の作品解説を大きな写真と共に連載の形でご掲載下さいました。おかげさまでファンの方々から大きなご反響を頂きました。ありがとうございました。(6/15)
今年もトリムパークの皆さんが五日間にわたりご来館下さいました(荒尾展)

◇お隣の大牟田市より毎年「動く美術館」に団体でご来館頂いている「トリムパーク」よりシニアの72名の皆様が、今年も6月8日、9日、10日、11日、12日の五日間にわたり荒尾展会場にご来場され、美術鑑賞のひとときを楽しんで下さいました。どうぞ皆さまご壮健で来年もまたこの「動く美術館」にご来館下さい。スタッフ一同、心よりお待ちしています。(6/15)
荒尾三中・美術部の皆さんがご来館!作品鑑賞と技法を研究(荒尾展)

6月13日、荒尾市立第三中学校・美術部の皆さんが動く美術館の荒尾展の会場に来館され、作品鑑賞と川島館長の話を聴講されました。日本を代表する一流画家の本物の美術作品に触れる滅多にない機会だけに、ご鑑賞の姿勢もとても熱心で、また制作技法の研究に目を光らせておられました。 (6/13)
誠修高校(大牟田市)の生徒さんが今年もご来館。感動の振替授業!!(荒尾展)
◇福岡県大牟田市の誠修高校の生徒の皆さんが、今年も荒尾展に団体見学でご来館され、展示作品の鑑賞と川島館長の話をご聴講されました。誠修高校は国武典子先生のご引率でこれまでに何度もご来館頂いておりますが、美術教育に非常に熱心な学校です。今回ご来場されたのは保育科の二年生56名と引率教員4名の合計60名さまで、お隣りの町から大型バスでご来館下さいました。
◇生徒さんたちにはまず川島館長が絵の見方、楽しみ方をはじめ美術作品との接し方をお話し、「鑑賞に当たっては自分の個性を大切に。そして好きな作品の前でなぜその絵が好きなのかを考えてみよう」とレクチャー。その後、自由に展示作品を鑑賞し、最後に再度集合し感想発表をして頂きました。
◇驚くべきはその感想の内容で、どの生徒さんも思い思いに感動をストレートに表現したとても素晴らしい発表をして下さいましたが、特に最後の生徒代表さんの言葉はとても印象的でしたので、その一部をここで皆さまにご紹介したいと思います。
「作品を鑑賞して、とても"感動"という言葉だけでは言い尽くせないほどの感動です。戦慄が走りました。寒気がするほど心が動かされました!!」
◇個性豊かでとても明るく溌剌とした誠修高校の生徒さんたち...。 皆さんの嬉しそうな笑顔が今もスタッフの心に残っています。そして、ご多忙の中、毎回中心となって生徒さん達をご引率下さる国武典子先生のご指導とご熱意に心より深く敬意を表します。(6/10)
長洲町立腹栄中学校で動く美術館より絵画贈呈式と川島館長の講演(荒尾展)
◇「動く美術館」より荒尾第10回展開催を記念して特別寄贈が決まった2点の作品の内の1点で、荒尾展での14点目の寄贈作品「弾む語らい」(海老原昭治画伯特別制作・油彩画20号) の掲額先となる、熊本県玉名郡長洲町の「長洲町立 腹栄中学校」で6月5日、川島博・動く美術館長 の特別講演会と絵画の贈呈式が行われました。
◇長洲町もやはり南関町同様に荒尾市の隣町で、荒尾展の開催時には毎回必ずご後援協力をして下さる行政です。しかし、お隣といっても距離的にはけっこう離れているため、「動く美術館」の絵画作品を見た事のない子供たちも大勢おられます。そんな中での講演会と寄贈式ですから、体育館に集まった生徒さんたちにとってはまさに大きなサプライズで、今から何が始まるのかなと興味津津の様子。しかしお友達と騒いだりお話をしたりする子はひとりもなく、聴講姿勢がとても立派で、真面目な生徒さんたちばかりでした。
◇川島館長から作品の目録が校長先生に贈呈され、いよいよ作品披露。2名の生徒代表が作品を除幕すると、場内からは驚きの声があがり、生徒の皆さんはとても嬉しそうに作品を見つめてくれました。校長先生からも「美しいものを美しいと感じる心、豊かな感性はとても大切です。この絵を通して豊かな心を育てていきたいと思います」と謝辞を頂き、皆さんとても喜んで下さいました。
◇引き続き、川島博・動く美術館長の「壮大な夢を持とう」と題した記念講演が行われ、その中で川島館長は「大きな夢を持とう。そして夢の実現に向けて努力していこう。友達と語りあう事は大切。その夢を実現に向かう力を貸してくれる。」等と子供たちへの熱い思いを伝えました。最後に生徒代表のお二人より謝辞と花束の贈呈を受けた川島館長もとても満足した様子で、意義深い一日になった事をとても喜んでいました。(6/5)
名門・若草幼稚園の園児さんが今年も元気にご来館下さいました!!(荒尾展)
◇毎年、荒尾展の開催地である熊本県荒尾市のお隣りの市、福岡県大牟田市からバスでご来館下さる「若草幼稚園」(加藤ヤ子園長・安元大介理事長)のみなさんが今年もおみえになり、川島館長の"講話"を聞き、作品鑑賞を楽しんで下さいました。若草幼稚園さんとはもう長いお付き合いで、年間の恒例行事にして頂いておりますが、さすがに名門と呼ばれるだけあってとにかく園児さんが非常に礼儀正しく真面目です。
川島館長のお話の時もおしゃべりする子やふざける子など一人もなく「お話を聞き逃さないぞ」とばかりにじっと館長を見つめているのです。今年の園児さんたちもやはり同様で、幼稚園児さんにとってはかなりの長い時間だったかもしれませんが、聴講姿勢、鑑賞の態度共に素晴らしく本当に感心いたしました。
◇また展示作品鑑賞後の感想発表会では、発表希望者を募ると皆さんとても元気よく手を挙げて積極的に参加してくれましたし、それぞれ思い思いに好きな作品を選び、しっかりとその好きな理由をギャラリーも含めた大勢の皆さんの前で堂々と発表してくれました。その理由も本当に個性的で、私どもスタッフも含めてその場に居合わせた大人の方々は皆、子供たちの豊かな感性と純粋無垢な美しい心、そして自分の心の内面を素直に表現できる力に驚きと共に大きな感動を覚えた事と思います。
これは幼稚園での園長先生、理事長先生の真摯な幼児教育へのお取り組みの賜物だと感じます。ぜひまた来年もご来館下さいね。(6/4)
南関第一小学校で動く美術館・川島館長の講演会と絵画寄贈式(荒尾展)
◇荒尾第10回展開催を記念して、「動く美術館」より今回、特別に2点の作品を寄贈することになりましたが、その内の1点で荒尾展での13点目の寄贈作品となる海老原画伯制作の20号の大作油彩絵画「花のときめき」の掲額先、熊本県玉名郡南関町の「南関町立第一小学校」で6月3日、川島博(動美術館長) の特別講演会と絵画の贈呈式が行われました。

◇この寄贈は地域の文化振興と豊かな情操の育成を目指して、子供たちに本物の美と触れ合
うことにより、ものや人、そして郷土をもっと大切にする優しく美しい心を育てて頂こうと、動く美術館が全国各地で行っている活動のひとつで、今回で荒尾展においては10点目、南関町に対しては2点目の作品寄贈になります。「南関町」は荒尾市の隣り町で動く美術館の荒尾展開催時には毎回ご後援を頂いており、また前回の南関町への作品寄贈時には南関町の主催による川島博・動く美術館長の特別講演会まで開催して頂くなど、私どもと御縁が深い行政といえましょう。
◇今回も学校の体育館に集まった生徒さんたちに、熱く思いのたけをぶつける川島館長。その気迫と情熱あふれる講話に、生徒さんたちも思わず身を引き締め真剣なまなざしに。おしゃべりや悪ふざけをする子も眠ってしまう子もいませんでした。とても真面目で誠実な生徒さんたちで、最後まで行儀よくしっかりと川島館長のお話を聞いてくれました。
◇作品の寄贈を受けて、生徒代表の田中さくらさん(6年生)は「作品は北原白秋の校歌とともに大切にしていきます」とご挨拶、また校長先生も「感性を高めるのに大変役立ちます。自分たちも絵を描いてみようかなという気持ちになってくれれば」とコメントされ、式典終了後には、この突然の大きなプレゼントに多くの生徒さんが作品の前に集まって、驚きながらもとても喜んでくれました。どうぞいつまでも大切にして下さいね。(6/3)
大好評!若草幼稚園のミセスカレッジ、今年も動く美術館で開講(荒尾展)
◇荒尾市のお隣り福岡県大牟田市の名門幼稚園として名高い「若草幼稚園」(安元大介理事長) のお母様方への特別教養講座「ミセスカレッジ」が今年も動く美術館・荒尾展の会場内で開かれ、多数の熱心なご参加者に川島博館長の講演をご聴講頂きました。
◇すっかり恒例となりましたこの講演会ですが、おかげさまで毎回大好評を博しておりまして、美術を通じてのお子様への教育論から人生論まで幅の広いテーマで川島館長が熱く語る講話に、毎年、感動されて涙を流すお母さまが多数おられます。
◇今回も川島館長の話に聞き入るそのご姿勢はまさに真剣そのもので、お子様に対する深い愛情が私たちにも強く伝わってくるようでした。また講座終了後には動く美術館の作品鑑賞も楽しんで頂きましたが、皆さまなかなか立ち去りがたいといった雰囲気で会場は長い間賑わいました。(6/1)

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