=2006=
-6月-
長洲中学校に作品寄贈。長洲町長も参加され記念講演と式典開催。(荒尾展)


  荒尾展の開催事に毎回ご後援を頂いている近隣の町のひとつ熊本県玉名郡の長洲町に、今回、動く美術館の川島館長と海老原昭治画伯の両者より特別制作の絵画作品が寄贈される事となり、6月29日に長洲中学校で開かれた贈呈式で20号の大作「色彩のメロディー」が同校に贈られました。

  式典にはご多忙の中を長洲町の橋本孝明町長も出席され、はじめに「この 絵画寄贈は大変意義深く、多くの人々の心を和ませてくれると思います」と謝辞を述べられ、その後、川島館長から生徒代表の井上泰貴くん(3年)に目録が贈られました。引き続き高野篤くん(3年)と上田尚幸くん(3年)が除幕。寄贈作品を披露すると会場となった同校の体育館に大きな歓声と拍手が沸き起こりました。初めて身近で触れることのできる本物の絵画。しかもそれが自分たちの学校の財産となるわけですから驚きも大きかったと思います。

  続いて行われた講演会では川島館長が「大きな夢をかなえるために勇気と 情熱、根性をもって行動しましょう」と訴え、生徒たちは素直に聞き入っていました。講演後、福田瑞希さん(3年)が「この絵をみんなで鑑賞し動く美術館の感動を分かち合いたい」とお礼の言葉を述べられ、松岡咲知さん(3年)が川島館長に花束を贈呈してくれました。とても優しくまじめな子供たちが多く、川島館長も感心することしきりでした。(6/29)
■緑ヶ丘小の生徒さんと先生(60名)授業振り替えでご来館。(荒尾展)



昨年、川島館長と海老原昭治画伯より「集う花の喜び」という大作絵画が贈られた荒尾市立緑ヶ丘小学校の6年生の生徒さんと先生60名が6月27日特別授業として動く美術館会場に来場され、川島館長の講演を聴講されました。川島館長は展示作品の解説も含め、「絵画の持つ大きな力」などについて話をしましたが、講師も生徒たちも真剣そのもの。笑顔の中にも熱のこもった講演会となりました。
引き続き生徒さんたちは作品を自由鑑賞し、鑑賞が終わると先ほどの席に戻り着座、感想発表会が始まります。発表を希望する人は手を上げ指名を受けて前に出ます。そして川島館長と並んでみんなの前に立ち、感想を発表します。川島館長はそのすべての感想に対して、良い部分を抽出して参加者全員で褒めてあげ拍手を贈りました。芸術とのふれあいから子供たちの心の中に美しいものを大切にしようという気持ちを育てていくのが狙いだからです。この日もみんなとても元気よく手を上げ、個性的な感想を述べてくれました。昨年、すでに館長とのふれあいがあったせいか、とてもほのぼのとしたあたたかな特別授業となりました。(6/27)
トリムパークいきがいデイサービスの皆様、今年も連日ご来館。(荒尾展)


  6月19日から23日までの毎日、トリムパーク(大牟田市)の生きがいデイサービスをご利用のご高齢者の皆様が今年も約20名づつご来場されました。「毎年これを見るのを楽しみにしています」、「美しいものを見るのは長寿の秘訣」、「こんなにきれいなものを見れて生きてて良かった」などなど、笑顔とともにたくさんのお褒めの言葉や感動の言葉、そして色々な感想を私たちに伝えて下さいました。温故知新といいますか、皆様とお話をさせて頂くと、そのお言葉自体は単純なようですが、深みがあり温かみがあり、とても勉強になることが多いのです。ありがとうございます。どうぞ来年も皆様お揃いでご来館下さいますようお願いいたします。(6/24)
恒例のママさん勉強会(若草幼稚園)。館長の講話に感動の声。(荒尾展)


例年必ず講演のご依頼を頂いております若草幼稚園の保護者の会の皆様の特別教養講座ミセスカレッジが6月23日、荒尾展会場内で開かれました。
この日も絵画の見方から、子供たちへの接し方、教育など多岐にわたって川島館長が熱く講演。展示作品の解説なども含め、密度の濃い大変意義深い講座になったのではないかと思います。参加されたお母さまたちからは「ほかでは聞けない貴重なお話ばかりで大変感動しました」という声をたくさん頂戴しました。(6/23)
若草幼稚園の園児さん(45名)、今年も大型バスでご来館。(荒尾展)
 


毎年大型バスで隣の大牟田市から来場される「若草幼稚園(加藤ヤ子園長)」のみなさま45名が今年もご来館下さいました。例年、安元大介理事長自らのご引率でご来館頂いておりますが、いつも印象的なのは園児さんたちのお行儀の良さとでもいいましょうか、礼儀正しく静かできちんと人の話を聞けるお子様達だということです。流石は大牟田きっての名門幼稚園の園児さんというところでしょうか。代々、園長様、副園長様、理事長様と素 晴らしい方がお揃いで本当に最高の環境の幼稚園だと思います。
講義中も園児さんたちは川島館長の顔を真っ直ぐにじっと見つめ、お話を食い入るように聞き入っており、左右を見たり後ろを見たり、悪ふざけをする子はひとりもいませんでした。この真剣な態度は幼稚園児とは思えないほどです。でも感想発表のときはとても明るく元気よく、今年も多くの素晴らしい発表をしてくれました。川島館長も驚きとともに大変喜んでおりました。また来年もお待ちしていますね。(6/22)


総勢16名で大々的にテープカット。こどもたちの少林寺演舞も開幕に華。
(荒尾展)
6月17日より7月9日までというロングランで開催される第7回荒尾展が今年も総勢16名さまによるテープカット式などのオープニングセレモニーを行い、賑やかに幕を開けました。
セレモニーでは、まず親美会副会長の若杉豊韶氏(荒尾商工会議所会頭)が「今年も川島博先生の動く美術館・荒尾展を開催できることを誇りに思います。」と大賀茂幸親美会会長(ダルマックス会長)の主催者挨拶を代読して下さり、川島館長は「荒尾の皆様と再びお会いでき感無量です。お一人でも多くの方にご来場頂き感動の展覧会としたい」と挨拶。 

続いて絵画贈呈式に移り、川島館長と海老原昭治画伯のお二人より海老原画伯が特別制作された20号の大作絵画2点が荒尾市と長洲町に贈られ、式上、目録が前畑淳治荒尾市長と今村義隆長洲町教育長にそれぞれ手渡されました。 
※荒尾市への寄贈作品「楽しいときめき」は荒尾市立中央小学校に、長洲町への寄贈作品「色彩のメロディー」は長洲中学校にそれぞれ掲額されることになりました。

この後、川島館長夫妻に今年も若草幼稚園の園児さんと、少林寺拳法連盟の子供たちを代表して宮崎悠希くん(3)から豪華な花束を贈って頂き、テープカット式へ。テープカットには川島館長、若杉親美会副会長、前畑荒尾市長、今村長洲教育長、上田南関町長、和水町代表、坂田荒尾美術協会会長、寺本荒尾商業開発社長、荒尾中央小学校の秋吉校長と児童代表2名、長洲中学校の緒方校長と生徒代表2名、有明新報社の山中取締役、荒尾市少林寺拳法連盟の宮崎副会長、以上の16名様が参加、テープにはさみを入れ盛大に開幕を祝福して下さいました。またこの後、荒尾市少林寺拳法連盟の子供達40名様による拳法の演武が今年も行われ会を大きく盛り上げて頂きました。(6/17)
第7回荒尾展の開催を記念して「前夜祭」を開催。(荒尾展)
福岡・熊本地区動く美術館親美会さまでは、第7回荒尾展の開催を記念しての初の試みとして、親美会員と特別招待者のみの参加による「前夜祭」を企画、開幕前日の6月16日に盛大に開催されました。主な内容は川島館長による展示作品の解説と講演会。そして懇親夕食会という豪華なもので多くの出席者で賑わいました。参加者からは「館長の解説をこのような形で聴かせて頂けるのは幸せな気分です。本当にありがたいですね」と喜びの声もたくさん頂きました。わたくしどもこそ皆様に喜んで頂ければ幸いです。これからもいいアイデアなどございましたら親美会の皆様や、私どもにぜひお教え頂きたいと思います。(6/16)

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